
Written by Mieko☆

『桜』についてのクイズです
お花見といえばソメイヨシノが目に浮かびますが、身近で良く観て知っていると思っている桜。
さて、いくつご存知でしょうか?
●桜の花びらは何枚?
①3枚
②4枚
③5枚
答え…③
桜の花びらの枚数は、一般的には5枚です。
これは桜の代表種であるソメイヨシノをはじめ、多くの桜の種類に見られる特徴で、その姿の美しさからも多くの人々に愛されています。
種類によっては6枚以上の花びらを咲かせる桜も存在しています。

●桜は何科の植物?
①キク科
②バラ科
③マメ科
答え…②
桜はバラ科に属する植物です。
多種多様な品種が存在し、花見の季節には日本全国でその美しい花を楽しめます
●日本で一番多い桜は何?
①オオシマザクラ
②ソメイヨシノ
③ヤマザクラ
答え…②
ソメイヨシノは、日本において最も普及している桜の種類で、全国各地で春に美しい白から淡いピンク色の花を咲かせる桜です。
江戸時代後期に開発された桜の種類であり、染井村の植木職人が売り出したことから名付けられたといわれています。
●宴会型のお花見を始めたのは誰?
①徳川家康
②織田信長
③豊臣秀吉
答え…③
豊臣秀吉は1598年に大阪の桜の名所・吉野山で壮大なお花見の宴を開催しました。
この宴には武将や大名たちが招待され、一大イベントとなったことで、その後のお花見のスタイルに影響を与えることになります。
豊臣秀吉は醍醐山に700本の桜の木を植え、1300人の客を招いた醍醐の花見を開催したそうです
●ピンクや白以外に、実際にある桜の花の色は何色?
①茶色
②青色
③緑色
答え…③
桜の花びらは一般的にピンクや白色ですが、緑色の花びらを持つ桜も存在します。
その桜は「ギョイコウ(御衣黄)」という呼ばれる品種で、通常の桜よりも少し遅めに開花するのが特徴です。
鎌倉では妙本寺の比企一族墓前にその木があります

クイズで出てきた桜以外にも、鎌倉ならではの桜として
早咲きの『玉縄桜』や、ソメイヨシノより少し遅くに咲く『桐ヶ谷桜』があります
せっかく鎌倉で花見をするならば、
極楽寺の転法輪殿前の桜は、北条時宗のお手植えと伝えられる『八重一重咲分桜』と言って、
ひと枝に八重咲きと一重咲きの桜が混ざって咲く、不思議な咲き方なのです
是非ご覧になって下さい♪
材木座の桐ヶ谷が原産であることから「桐ヶ谷桜」と呼ばれています
室町時代、桐ヶ谷桜は足利尊氏によって京都御所の左近の桜として植えられ「鎌倉桜」とも呼ばれました
今年は天候が不順で例年の開花時期が参考にならない様なので、記載していません
『花は桜木 人は武士
柱は檜 魚は鯛 小袖はもみじ 花はみよしの 』と言うのをご存知でしょうか?
一休宗純禅師の言葉とされていて、花だったら、人だったら…と1位と思っているものをあげていった言葉のようです。
桜は散り際が美しいもの、武士もまた潔く死に際が潔いもの、つまりは散り際が潔く美しいものが良いという、日本人の美意識が背景にあります。
ちなみに、最後の花は吉野の桜をさしています。
なぁんて、桜追っかけの私の、ちょこっと雑学で締めたいと思います。

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